工藤聖彦
1988年5月20日生まれ。5歳より武蔵野音楽大学附属入間音楽教室にて、打楽器を酒井真理氏に師事。2007年4月武蔵野音楽大学に進学。中谷孝哉教授のもと、マリンバを専攻。
第10回”長江杯”国際音楽コンクール打楽器部門にて最高位を受賞。2007~2009年度、武蔵野音楽大学福井直秋記念奨学生。2009年9月、日本・ハンガリー国交回復50周年記念行事、武蔵野音楽大学管弦楽団ハンガリー演奏旅行に参加。2011年3月武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科を卒業。
2011年10月より、ドイツ国立デトモルト音楽大学、Peter Prommel教授の打楽器クラスに在籍。マリンバを布谷史人氏に師事。2011~2012年、ロータリー財団国際親善奨学生。
2012年5月、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州交流祭„NRW Tage 2012“にて、編曲・指揮を手掛けたラベル作曲「マ・メール・ロワ」の9人による打楽器アンサンブルが、ドイツラジオWDR3にて放送された。2012年8月、第8回ルーマニア国際音楽コンクール打楽器部門にて、第1位並びにルーマニア大使館賞を受賞。2013年9月、デトモルト音楽大学修士課程を修了。
2014年3月より、日本での自主リサイタルを企画。これまで日本・ヨーロッパの各地で神谷百子、Nancy Zeltsman、名倉誠人、三村奈々恵の各氏によるマスタークラスを受講。
2015年3月、ドイツでの研鑽をまとめた自身初のソロCD „Moment“ を発表。1767年より発行されているドイツ・Lippische Landes-Zeitung紙にも取り上げられ、好評を博す。
2016年4月、ドイツ・ミュンスターにてGWK音楽賞をマリンバ・打楽器奏者として初めて受賞。
2016年7月、デトモルト音楽大学最上級課程であるKonzertexamen(国家演奏家資格課程)を最優秀の成績で修了。アシスタント講師として後進の指導にも当たった。2017年11月、ソリストとして北西ドイツフィルハーモニー管弦楽団と共に一柳慧作曲「マリンバ協奏曲」のヨーロッパ初演を行った。現在ドイツ・日本での演奏活動を行っている。